AWS re:Invent 2024 に参加して得たエンジニアとしての情熱
目次
はじめに
こんにちは、 okarin です。今回、2024 年 12 月 2 日から 12 月 6 日の間に開催された AWS re:Invent に参加し、多くのことを学びました。イベント直前に参加することが決まり、準備不足も否めないまま参加することになりましたが、強い情熱を得ることができたのでその話を綴りたいと思います。
参加することになった経緯
参加することになったきっかけは、 Startup CTO of the year 2024 というイベントです。このイベントで弊社 CEO の葛岡(@kkosukeee)が登壇したのですが、イベントの協賛が Amazon Web Services ということで、縁があってパスをいただくことができました。このイベントが 11 月 19 日だったため、 AWS re:Invent まで日程がタイトでしたが、せっかくの機会なので手を挙げて行きました。
各イベントの感想
印象に残ったセッション
『Scaling and evolving media storage at Netflix with Amazon S3』というセッションが一番自分に刺さりました。というのも現地で初めて聞いたセッションで、一番元気だったからというのもあるかもしれません。しかし、このセッションは自分の意識を変えるのに十分なインパクトがありました。なんとなく Netflix の技術力は世界トップレベルに高いという印象を持っていたのですが、あまりに遠い存在で実感がありませんでした。そのような Netflix のセッションを実際に聞いて、技術力の高さを実感しました。 Content Drive というメタデータストレージサービスを開発したという話だったのですが、このようなものを作り上げる技術力は自分には全然ないですし、 Content Drive で採用している CockroachDB を使うべき場面も具体的に言語化することができません。このセッションを通じて、世界トップレベルの技術力に打ちのめされた感覚でした。
5K Race
ハイヤールーはマラソンやトライアスロンなどに注力しているメンバーが多いこともあり、ラスベガスの会場付近を 5km 走るこのイベントは外せないものでした。エンジニアはあまり運動しないイメージだったので、そんなに人集まらないだろうと思っていたのですが、意外と参加者が多くて行列ができており、ガチのランナーっぽい人もたくさんいました。
結果を知るためにはギブスの QR コードを読み取る必要があるそうなのですが、早々に捨ててしまったので順位等は分かりませんでした。そのかわりに Garmin で計測した結果を載せておきます。サブスリーをいつか達成したいと思っているので、あまり満足のいく結果ではない(1km あたり 4 分 40 秒ペース)ですが、異国の地を走る楽しさを味わうことができました。
Networking
Networking とは、コンピュータサイエンスにおけるネットワークではなく、簡単にいうと懇親会みたいなものです。期間中は様々な企業が Networking を開催しており、私は DoiT さんの Networking に参加しました。しかし、参加者の中に日本人は見当たらず、話しかけるきっかけがほとんどつくれませんでした。自分の英語力に自信があれば、もう少しは声をかけられたかと思うのですが、皆が流暢に会話している中に拙い英語で辿々しく話しかけることは思った以上にハードルが高かったです。
ちなみに Japan Night という Networking も開催されており、これは日本人の参加者が集まるイベントだったのですが、私が AWS re:Invent 参加を決めた頃には募集が締め切られおり、残念ながら参加することはできませんでした。
EXPO
EXPO は日本のカンファレンスでいうスポンサーブースです。驚いたのが規模の違いです。日本では考えられない規模のブースが設置されていました。スポンサーの数自体もかなり多いのに加えて、ワイヤーで巨大な看板が吊るされていたり、電子看板でアピールしているブースもあったりして、自分にとっては未知の世界で衝撃でした。また、時間によっては EXPO で軽食やアルコールが振る舞われ、これも初めての体験でした。
しかしながら、EXPO では技術的な話をしたい企業がいくつもありましたが、英語だから難しいと諦めてしまった企業が何社もありました。最初は頑張って英語で聞きに行ったのですが、うまく会話ができず終わってしまって自信が挫けてしまいました。もっと自分に英語力があればどんどん話を聞きに行けたのに、という後悔が残っています。日本語をサポートしている企業もたくさんあったので、途中からはそちらを中心に話を聞くことにしました。
AWS re:Invent で得たエンジニアとしての情熱
今回参加した感想を一言でまとめると、プロフェッショナル意識を持とう、になります。
いままでハイヤールーで様々な機能を開発してきて、自身の専門外の機械学習を取り入れた機能も設計・開発したりと、なんとなくエンジニアとして成長してると感じていましたが、自身の理想とするエンジニア像がぼやっとしている感覚でした。
しかし、世界トップレベルの技術力を目の当たりにして、自分に足りないものを改めて認識することができました。さらに優秀なエンジニアとなるためにはどういうことをしていけばいいのかが少し見えてきて、自分の中で炎が燃えたぎっているような感覚になっています。
技術力だけでなく英語に関しても同様です。今回のイベントを通して自分が思っていた以上に英語力は必要だと感じました。ふつうに海外旅行する分にはそこそこの英語力で十分なのですが、EXPO や Networking などでエンジニアと交流して、技術的な話をしたり仲良くなったりするにはある程度流暢に話せるだけの英語力が欲しかったです。生成 AI 時代には英語は不要だという意見も多いかと思いますが、自分はそういう時代だからこそ直接自分の言葉でやりとりするコミュニケーションが大事で、世界のエンジニアと交流するには英語力が必要だと実感しました。
これらの実体験から、プロフェッショナル意識を持っていくぞと、強く思いました。プロフェッショナルなエンジニアであれば、もっと多くのことを吸収し、海外のエンジニアとの繋がりを持つこともできたと思います。今回は反省点ばかりが目立ってしまいましたが、今後は今まで以上に研鑽を積んで、他社には容易に真似できない圧倒的なプロダクトを作り上げたい、そういう気持ちが強くなりました。
とにかくまずは英語、そして世界トップレベルの技術力を持つ会社のテックブログを読んでいこうと考えています。そこから自分に足りないものを埋めていけば、今よりもっと成長できるのではないかと思います。こういうやり方がおすすめだよという意見があれば X などで連絡いただけるとすごく嬉しいです。
まとめ
AWS re:Invent 2024 に参加して、各イベントの感想とエンジニアとしての情熱を得た話を述べてきました。これからプロフェッショナルなエンジニアと胸を張って言えるように研鑽を積んでいきたいとモチベーションが大きく向上したので、まだ参加したことがない方はぜひ参加を検討してみてください。また、この記事を書いている最中に達人プログラマーを久しぶりに読みたくなって購入しました。こちらもモチベが上がるので未読の方はぜひ読んでみてください。みんなで一流のエンジニアを目指していきましょう。